アーセナル・冨安　開始5分転倒で右膝負傷…代表招集見送りへ　アルテタ監督「かなり深刻そう」

欧州リーグ　決勝トーナメント1回戦第2戦   アーセナル1ー1スポルティング （ 2023年3月16日 ）

右膝を負傷したアーセナルDF冨安（AP）
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　アーセナルの日本代表DF冨安健洋（24）が16日、欧州リーグ決勝トーナメント1回戦第2戦のスポルティング戦で右膝を痛め、開始9分で退いた。右サイドバックで先発して開始5分、ボールを持った相手に接近した際に左足を滑らせ、右足をひねるようにして転倒。座り込んで右足の膝や太腿裏を気にするしぐさを見せた。プレーを再開しても右足を気にする様子で、2分後には再び座り込み、医療スタッフの治療を受け、険しい表情でピッチを離れた。

　アルテタ監督は試合後、冨安に関して「痛めた後のリアクションと彼の説明から、かなり深刻そうだ」と発言。競技場を去る際には松葉づえを突いていたという情報もあり、招集されている今月下旬の日本代表戦を欠場する可能性が高くなった。

　21年夏にアーセナル入りした冨安は、同年12月に右ふくらはぎを痛め、年明け以降も再発などでたびたび離脱。2年目の今季も昨年11月3日の欧州リーグ・チューリヒ戦で右太腿裏を痛め、W杯先発は1試合にとどまった。