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FC東京・長友 36歳対決“舌”好調!浦和・興梠と火花「よくケンカした。絶対負けたくない」

[ 2023年2月15日 04:50 ]

キックオフカンファレンス

会見で笑顔を見せるFC東京の長友(左)と浦和の興梠 
Photo By 代表撮影

 明治安田生命Jリーグは14日、都内で開幕前恒例のキックオフカンファレンスを開催し、J1全18クラブの監督と代表選手が出席した。FC東京の日本代表DF長友佑都(36)は、開幕節の18日に対戦する浦和のFW興梠慎三(36)と会見で舌戦を展開。昨年W杯カタール大会で自身が用いて流行した「ブラボー」に続く新たな流行語の誕生を予告し30周年のJリーグを盛り上げることを誓った。

 新型コロナウイルス感染防止の観点からオンラインで行われた過去2年とは違い、3年ぶりに対談形式で行われた開幕カード記者会見。互いを目の前にし、高校時代を思い出したかのように長友が同学年の興梠と火花を散らした。

 長友が東福岡時代に中盤の底のアンカーを務め、試合で対戦した鵬翔(宮崎)のFW興梠を徹底マークした昔話を披露。「言い合いになってよくケンカをしていた。絶対負けたくない」と先制パンチを見舞った。すると興梠も負けじと応戦。「水を飲みに行く時でもついてきていた」と苦笑いしつつ「試合が終わって、FC東京さんから“ブラボー”という声が聞こえてこないように頑張っていきたい」と開幕戦必勝を誓った。

 「魂際(たまぎわ)。デュエルのところを魂込めて戦いたい」と目をぎらつかせた長友だが、W杯後に「なかなか熱の(入った)“ブラボー”が出せなくて、滑っている感じになっているのがつらい」と悩みも打ち明けた。16年には「アモーレ」が流行語に選ばれるなど発する言葉が大きな影響力を持つ。それだけに「Jリーグ、FC東京に対する熱を、その時に感じた言葉で発した時に大きく広がっていくのかなと思う。楽しみにしておいてください」と新たな流行語誕生を予告した。

 長友が6歳だった93年の開幕から30周年を迎えたJリーグ。高校時代から因縁のある興梠を封じ、節目の開幕戦で勝利した際に、大ベテランからどんな言葉が飛び出すか注目だ。

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