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“ティキ・タケ”の勝利だ!ソシエダ久保 2戦連続MOMでスペイン紙から軒並み最高評価「覚醒がすごい」

[ 2023年2月14日 18:01 ]

RソシエダードのMF久保建英(AP)
Photo By AP

 レアル・ソシエダードの日本代表MF久保建英(21)が敵地エスパニョール戦でスペイン1部通算10点目のゴールを決め、公式戦4戦ぶりの勝利に貢献。2試合連続のマン・オブ・ザ・マッチ(MOM)に輝くなど、スペイン各紙からも軒並み最高評価を受けた。

 久保は前半23分にゴール右前、ペナルティーエリアのライン際で浮き球をトラップすると、すぐさま左足を一閃。強烈な弾道のシュートをニアサイドに叩き込み、チームに勢いをつける先制ゴール。さらに後半18分には右サイドのクロスから貴重な3点目となるオウンゴール(OG)も誘発した。

 2得点に絡む圧巻のパフォーマンスにスペイン紙からは絶賛の嵐。アス紙は両チーム最高で満点となる3つ星評価。「今季の久保の覚醒はすごい。とんでもないゴールを決めた」と称賛。マルカ紙はMFスビメンディと並び最高タイの3つ星評価。スペインでは定番の「ティキ・タカ」をもじった“ティキ・タケ”といった造語まで飛び出し「彼は最も突出した選手のひとりだった。今季4点目で自身最多得点に並んだが、残り17試合でさらにその記録を伸ばすだろう」と褒め称えた。

 他にもムンド・デポルティボ紙はMFイジャラメンディと並び最高タイの4つ星評価。「エスパニョールにとっては悪夢のような存在だった。日本人の放った強烈なシュートはGKアルバロ・フェルナンデスが触れたにも関わらずゴールに吸い込まれた」と寸評。地元紙「Noticias de Gipuzkoa」でもMFイジャラメンディと並び9点という最高評価。「この日本人はウイングとしてプレーしているにもかかわらず、どこにでも現われる。献身的にプレスをかけボールを奪い、最終的には凄まじいゴールを決めた」と称えられた。

 また、クラブ公式ツイッターでは試合後の久保のインタビュー映像を公開。3点目のオウンゴールについて「タケの得点だと思う人はリツィート」とコメント。現地メディアでは「ユーモアも忘れなかったようだ」と紹介し、ネットで話題になっていると報じられていた。

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