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神戸・イニエスタ 契約ラストシーズンも「今目の前のシーズンに集中」「その場その場で判断していければ」

[ 2023年2月14日 13:39 ]

Jリーグキックオフカンファレンスで意気込みを語る神戸のイニエスタ
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 神戸MFアンドレス・イニエスタ(38)が都内で行われた「2023 Jリーグキックオフカンファレンス」に出席。23年シーズンに向けての意気込みを語った。

 神戸は18日の開幕戦ではホーム・ノエビアスタジアム神戸で福岡と対戦。イニエスタは開幕に向けて「ホームで開幕を迎えられることを本当に楽しみにしていますし、アビスパさんは本当に難しい相手で、簡単にやらせてくれない相手なので、そこでいいサッカーをしてシーズンが始められればと願っています」とコメントした。

 福岡の印象については「なかなかやらせてもらえないというか、こちらがしっかりと忍耐を持って、決定力も問われる、あまりチャンスも作らせてもらえない印象があります。その中で一番大事なのは自分たちがベストの状態で挑めること。それは勝ち点3を取るために一番重要なことだと思っています」と話した。

 2018年にスペインから移籍後、リーグタイトルには手が届いていない。何が必要かと聞かれると、「去年までの総括をしてみると、自分が来てからチームとしていい結果をたくさん残せてきたというふうに思っています」と明言。「その中で、今シーズンに関して言うと、昨シーズンの経験が、そこから学びとならなきゃいけないというふうに思いますし、今シーズン、やっぱりチームは謙虚な気持ちで、目の前の試合に挑むこと。1試合1試合を戦っていくなかで、それを通して何か大きなものを成し遂げていく、そういう謙虚な姿勢で自分たちはやらなくてはいけないというふうに思っていますし、そういった形で素晴らしいシーズンにしていかなきゃいけないというふうに思っています」と力を込めた。

 今季が契約のラストシーズン。「自分は未来のことよりも今のことに集中していて、今目の前にあるシーズンの開幕というところに向けて最大限集中してベストの状態で挑めるように。個としてもチームとしても。そういったところに集中しています」と決意を述べると、「実際にシーズンを戦っていく中で、チームがどこまでいけるか、どういうふうにシーズンを終えるかっていうところはまた考えていければと思いますけれども、今は目の前のシーズンに集中をして、未来がどうなるかっていうのはまたその場その場で判断していければと思います」と語るにとどめた。

 昨年のW杯の盛り上がりをどうリーグにつなげたいかとの質問については「チームとして去年決していいシーズンにできなかったということをふまえても、自分たちはファンの皆さんを喜ばせるっていうことがチームにとっての大きな目標の一つですし、その目標を心に戦っていきたいと思います」と意欲を見せた。

 昨季は中盤以降は負傷欠場が多く、4日のプレシーズンマッチJ3松本戦も欠場。現在のコンディションについては「引き続き練習をしながら土曜日に最大限のコンディションで挑めることを目標に、日々、練習をしています。実際に1日1日様子をみながら、自分ができるだけいいコンディションでできるだけ早くチームに戻れるように調整していきたいと思います」と話した。

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