Eフランクフルト鎌田が公式戦13点目！　英サイトはファンデルファールトになぞらえ、アンリ氏も激賞

ドイツ杯3回戦   アイントラハト・フランクフルト4―2ダルムシュタット （ 2023年2月7日    ドイツ・フランクフルト ）

Eフランクフルトの鎌田（ゲッティ＝共同）
Photo By ゲッティ＝共同

　アイントラハト・フランクフルトのMF鎌田大地（26）が2部ダルムシュタットとのドイツ杯3回戦で決勝点を決め、チームの8強入りに貢献した。2―2の後半17分に右クロスをFWコロムアニが頭で落とし、鎌田がペナルティーエリアの外から右アウトサイドでゴール右隅に蹴り込んだ。

　今季限りでチームとの契約が満了し、オフにはフリーで移籍が可能なアタッカーには欧州の強豪クラブやメディアが注目。バイエルン・ミュンヘンやバルセロナ、ドルトムントにベンフィカなどが獲得に乗り出している。

　その中で英サッカー専門サイト「HITC」は7日、争奪戦参戦が報じられているプレミアリーグの強豪に触れ「トットナムは新たなファンデルファールトを見つけた」と指摘した。今季公式戦27試合で13得点と決定力を発揮している鎌田をトットナムやRマドリードなどで活躍したオランダ代表になぞらえた。

　同メディアによれば、アーセナルなどで活躍した元フランス代表FWティエリ・アンリ氏は鎌田に関し「（フィジカルが）強いわけではなく、高くジャンプするわけでも速いわけでもない。それでも彼はいつもペナルティーエリア内に姿を見せる。とてもいい選手で得点する方法を見つける」と評価しているという。プレーと去就は今後も注目を集めることになりそうだ。