三笘薫　大活躍のW杯後、メディアに出なかった理由「出ても良かったかなと思ってるんですけど」

ブライトンのMF三笘薫（AP）
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　ブライトンの日本代表MF三笘薫（25）が8日放送のテレビ朝日系「報道ステーション」で、昨年のFIFAワールドカップ（W杯）カタール大会後初めてテレビ番組のインタビューに応えた。

　インタビューは今月5日にオンラインで行われた。公式戦3試合連発となる劇的な決勝点を決めたホームのボーンマス戦翌日のオフだったこともあり、インタビューを担当した元日本代表の内田篤人氏は「オフに取材されるの、僕現役の時一番嫌いで。嫌いにならないでください」と軽く“ジャブ”。三笘は「大丈夫です、全然」と笑顔を見せた。

　W杯では1次リーグ初戦のドイツ戦から得意のドリブルで相手DF陣をかく乱し、ジョーカーとして強烈な印象を残した。スペイン戦ではラインギリギリの逆転アシストが「三笘の1ミリ」と話題となり世界中を魅了。しかし決勝トーナメント1回戦ではクロアチアとの120分死闘の末に突入したPK戦で敗退。2番目にPKを蹴った三笘も相手GKに止められ、試合後は涙を流した。

　内田氏からW杯後メディアに登場しなかった理由を問われ、「すぐプレミアリーグの試合があるのと心身的にリカバリーしたかった。休みを重視しようかなと」と語った三笘。その判断がリーグ戦は直近5戦4発の活躍につながり、「（メディアに）出ても良かったかなと思ってるんですけど。まあ、結果的には良かったかなと思ってます、今は」と振り返った。

　三笘のインタビューは「報道ステーション」の後、同日のABEMA「MITOMA～頂点を目指す者～」で完全版が放送される。