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FIFA年間最優秀選手賞でC・ロナウドが候補から落選 候補漏れか無得票は03年以来

[ 2023年1月13日 14:23 ]

アルナスルのユニホームを着てファンに手を振るC・ロナウド(AP)
Photo By AP

 国際サッカー連盟(FIFA)は12日、2022年の年間最優秀賞の各候補者を発表し、14人が選ばれた男子でポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(37=アルナスル)が外れた。09年までの旧FIFA最優秀選手賞を1回、10~15年のFIFAバロンドールを2回、16年以降のFIFA最優秀選手賞を2回と通算5回の受賞を記録している同選手が候補から外れるか無得票となるのは03年以来19年ぶりとなった。

 男子の対象期間は21年8月から22年12月のW杯までで、各国代表チームの監督や主将のほか記者やファンの投票で決まる。

 C・ロナウドは21年8月にユベントスから古巣マンチェスター・ユナイテッドに移籍。復帰1年目はプレミアリーグ3位の18得点を挙げるなどチームを引っ張ったが、22年8月開幕の新シーズンではプレシーズンの段階から移籍を志願して調整が遅れ、試合中の無断帰宅騒動を起こすなど新たに就任したテンハグ監督との関係が悪化。監督やクラブを批判するインタビューで亀裂が深まってW杯前に退団した。無所属で出場したW杯では史上初の5大会連続得点を記録した一方で、決勝トーナメントでは2戦連続先発落ちの末に8強で終わった。1月にサウジアラビアのアルナスルに加入した。

 男子14人の候補選手にはW杯で優勝したアルゼンチン代表FWメッシ(パリ・サンジェルマン)や準優勝だったフランス代表FWエムバペ(同)、レアル・マドリードの欧州チャンピオンズリーグ制覇に貢献したFWベンゼマらが名を連ねた。投票期限は2月3日でFIFAは同月上旬に各賞の最終候補3人を発表し、同27日の表彰式で受賞者が発表される。

 <FIFA年間最優秀選手候補>(代表/現所属クラブ)
 ▼FWフリアン・アルバレス(アルゼンチン/マンチェスターC)
 ▼MFジュード・ベリンガム(イングランド/ドルトムント)
 ▼FWカリム・ベンゼマ(フランス/Rマドリード)
 ▼MFケビン・デブルイネ(ベルギー/マンチェスターC)
 ▼FWアーリング・ハーランド(ノルウェー/マンチェスターC)
 ▼DFアシュラフ・ハキミ(モロッコ/パリSG)
 ▼FWロベルト・レバンドフスキ(ポーランド/バルセロナ)
 ▼FWサディオ・マネ(セネガル/Bミュンヘン)
 ▼FWキリアン・エムバペ(フランス/パリSG)
 ▼FWリオネル・メッシ(アルゼンチン/パリSG)
 ▼MFルカ・モドリッチ(クロアチア/Rマドリード)
 ▼FWネイマール(ブラジル/パリSG)
 ▼FWモハメド・サラー(エジプト/リバプール)
 ▼FWビニシウス(ブラジル/Rマドリード)

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2023年1月13日のニュース