コスタリカ　イラクへの入国取りやめ　パスポートトラブルで強化試合中止騒動

コスタリカ代表（ロイター）

　W杯1次リーグ第2戦（27日）で日本と対戦するコスタリカがアクシデントに見舞われた。17日に予定していた開幕前最後の強化試合イラク戦（イラク・バスラ）が中止になり、合宿地クウェートへ戻った。

　コスタリカはイラク入国時にパスポートにスタンプを押さないことで事前合意していたが、入国審査でイラク側がスタンプを押すことを主張。このスタンプは米国などへの入国に影響するためコスタリカ側が拒否して入国を取りやめたという。試合が行われなければ、欧州組を加えたベストの布陣での実戦テストができなくなり、23日のW杯初戦スペイン戦がぶっつけ本番。GKナバスは今季パリSGで公式戦出場がなく、不安を抱えたまま開幕を迎えることになる。