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田中碧が右膝負傷でW杯ピンチ?29日キール戦で相手選手と衝突 背負われピッチ去る動画も

[ 2022年11月1日 05:15 ]

日本代表の田中碧
Photo By スポニチ

 1日にW杯メンバー発表を控える日本代表に、また不安材料が出てきた。ドイツ2部デュッセルドルフは30日、MF田中碧(24)が先発して後半38分までプレーした29日のキール戦で右膝を負傷したと発表した。クラブの公式ツイッターは田中がチームメートにおんぶされながらピッチを去る動画をアップし、「キール戦の前半、シュートの際に他の選手と衝突し、右膝を痛めた碧は、月曜日(31日)に詳しい検査を行うこととなります」と公表した。

 田中は日本が2敗して窮地に立たされていた昨年10月のアジア最終予選オーストラリア戦から先発に定着し、日本のW杯切符獲得に大きく貢献。中盤の形が3枚から2枚に変わった9月のドイツ遠征では控えに回ったが、MF遠藤航、MF守田英正とともに軸となるボランチの一人だ。仮に回復が長引けば、本大会出場に黄色信号がともる可能性もある。

 森保ジャパンでは他にMF柴崎岳、左膝内側側副じん帯部分断裂から復帰に向けてリハビリ中のDF板倉滉らがダブルボランチの候補。DF冨安健洋、DF中山雄太、DF伊藤洋輝らも入ることはできる。ただ本番までに組み合わせを試せる機会は17日のカナダ戦しかない。ほか、左肩を脱臼したRソシエダードのMF久保建英は3日の欧州リーグ・マンチェスターU戦に間に合わない見込み。ボーフムのFW浅野拓磨もリハビリ中で懸念材料となっている。

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2022年11月1日のニュース