城彰二氏　W杯ドイツ戦、俺ならこのメンバー「あの経験値とファイト」キーマン&秘策に指名したのは

城彰二氏
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　サッカー元日本代表の城彰二氏（47）が、31日までに自身のYouTubeチャンネル「JOチャンネル」を更新。11月20日に開幕するW杯カタール大会で、日本の初戦となる23日ドイツ戦に向けた戦い方を予想した。

　動画では「ドイツ戦のスタメンと戦術を考えてみた」として“城監督”が選ぶ11人の先発メンバーを紹介。まずはGKに権田を指名した。「シュミット選手はPK止めたとか、フィードがウマいとかあるけど、ドイツ戦はフィードをあまりいかせない」と説明。安定感で権田を初戦に抜てきした。

　また、左DFには長友を指名。「皆さんからは長友選手がどうか、と意見が出るかもしれないけど、俺はあの1対1の強さ。ドイツにはちょっと守備的に入らないと、難しいゲームになる。長友選手は危ない場面は何度も止められるし、あの経験値とファイトがあれば、俺は絶対に入れた方がいい」と、キーマンにする理由を説明した。

　他にも選手起用のポイントを解説しながら、城氏がこだわったのは右サイドの伊東、左サイドの久保。「久保選手は鎌田選手とのコンビネーションが良くなってきている」と、中央と左を入れ替えながら流動的に動かす戦術を説明。そのうえで「前半は久保選手でいい。で、後半に三笘選手を入れる」とズバリ。「どんな大会でも初戦の前半はすごく難しい。ドイツだってすごく堅い前半になると思う。だったら、三笘選手はとっておいて、ここでいけるという時に、ジョーカー的な存在で使ってほしい」と挙げた。

　カギは失点をいかに防ぐか。「今の代表で先制点取られると、逆転ないんだよね。難しくなる」と挙げ、FW3人の大迫、前田、浅野の使い方なども予想していた。

　日本サッカー協会は11月1日に、W杯カタール大会に臨む日本代表メンバー26人を発表する予定。