三笘　W杯「間に合う」長期離脱可能性自ら否定　故障者続出の森保JAPANに朗報

W杯に間に合うことを明言した三笘
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　右足首の負傷で離脱しているブライトンの日本代表MF三笘薫（25）が25日、影響が懸念されているW杯カタール大会（11月20日開幕）に関し「トレーナーに間に合うと言われたので良かった。どれだけ早くリカバリーできるかということしか考えていない」と語った。

　14日のブレントフォード戦で負傷後、これまでもクラブ関係者が「重傷ではない」と発言し、デゼルビ監督も10～15日の離脱になるとの見解を示してきたが、三笘自身が口を開くのは初めて。W杯に影響を及ぼしかねない長期離脱の可能性を明確に否定したことは日本代表にとって明るい材料になる。

　負傷後、既に2試合を欠場している三笘は別メニューで調整中で、29日のチェルシー戦に関しても「まだ分からない」と明言を避けた。ただし、29日欠場の可能性はこれまでも現地で伝えられており、離脱が3試合で済めば想定内と言える。

　W杯のためにリーグ戦が中断される11月13日までにブライトンが予定している公式戦はチェルシー戦を除いて3試合。5日のウルバーハンプトン戦で三笘がこれまで通り交代出場で短時間でも戦列復帰を果たすことができれば、9日のアーセナルとのイングランド・リーグ杯3回戦はコンディション次第で先発出場が見込める。さらに13日のアストンビラ戦、日本代表が予定する17日の親善試合カナダ戦を経て23日のドイツとのW杯初戦を迎えることが可能となる。切り札として期待されるアタッカーはここから夢舞台への準備を整える。