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マラドーナ氏の伝説が「伝記まんが」に! 中村憲剛氏、推薦「僕のサッカー人生の出発点」

[ 2022年10月26日 10:46 ]

集英社版・学習まんが 世界の伝記 NEXT 『ディエゴ・マラドーナ』/集英社 (C)千田純生
Photo By 提供写真

 元アルゼンチン代表で20年11月に亡くなったディエゴ・マラドーナ氏の“伝記まんが”が、集英社から26日発売された。同氏を扱った日本初の「学習まんが」となる。

 1986年のサッカーワールドカップ・メキシコ大会で伝説的な活躍でアルゼンチンを優勝に導き、のちの多くのプレイヤーに大きな影響をもたらした“史上最高”のサッカー選手、ディエゴ・マラドーナの生涯が日本初の「学習まんが」になった。

 今なお、母国アルゼンチンの国民的英雄であり、長いワールドカップの歴史の中でも色あせることなく輝き続けている「神の手」「5人抜き」といった魔法のようなマラドーナのゴールシーンが、「まんが」で蘇る。

 この本では、これまで語られることの少なかったジュニアチーム時代や、アルゼンチン代表に初選出されるシーンなど、若かりし頃のマラドーナのエピソードが充実。もちろんワールドカップでの活躍もたっぷり描かれている。サッカーに興味を持ち始めたすべての子どもたちに向けた、世界中で愛された偉大なサッカー選手の物語だ。

 サッカー元日本代表MFで、現在は川崎Fで「フロンターレ・リレーション・オーガナイザー(FRO)」を務める中村憲剛氏は「僕のサッカー人生の出発点であり、憧れだったマラドーナ。“5人抜き”ゴールを見て、かれの“魔法”にかかった6歳のぼくは、ボールを持って外に出て左足だけでドリブルをしていました。プロになったとき、今度は僕が子どもたちの“憧れ”の存在になれればと思い、18年間一生懸命にプレーしました。マラドーナのように誰も予想がつかないプレーをする選手、誰もがワクワクする面白い選手、試合を決定づけられる選手になりたいと思いながら。子どもたちには、とにかく自分のアイディアを大事にして楽しんで、マラドーナのようにサッカーが好きな気持ちを思い切りプレーで表現してほしいと思います」とコメントした。

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