×

青森山田の黒田剛監督がJ2町田新監督に決定「新たな挑戦うれしく思う」

[ 2022年10月24日 15:01 ]

 J2町田は24日、青森山田監督の黒田剛氏が来季から監督に就任すると発表した。町田はJ1参入プレーオフ進出の可能性が消滅した9月、ポポヴィッチ監督の今季限りでの退任を発表。新監督の人選を行う中で、全国高校選手権を3度制し、日本代表MF柴崎岳やFC東京のMF松木玖生ら多くのJリーガーを育てた手腕を評価し、黒田氏にチーム再建を託すことを決めた。

 黒田氏はクラブを通じて以下のコメントを発表した。

 この度、2023シーズンよりFC町田ゼルビアの監督に就任することになりました、黒田剛と申します。

 約30年間、高校サッカーというステージで精一杯頑張って参りましたが、この度FC町田ゼルビアから大変魅力のあるオファーをいただき、新たな挑戦ができることをとてもうれしく思います。

 FC町田ゼルビアのファン・サポーター、株主・パートナー企業、地域の方々、その他多くの関係者の皆さまにおかれましては、日頃よりFC町田ゼルビアを支え、熱いご声援をいただき誠にありがとうございます。

 私はこれまでプロの指導者としての経験がなく、私の就任について不安を感じられることもあるかもしれません。

 ただ、長きに渡り培ってきた「勝者のメンタリティ」はどのカテゴリーであっても、失われるものではないと信じております。

 これからは、FC町田ゼルビアの勝利のために全力を尽くす所存です。

 そして、皆様の想いは「J1昇格への道」にあると思っています。クラブ・選手・スタッフが一丸となり「夢(J1昇格)実現」のために、自分自身の全てをチームに還元し、ファン・サポーターの皆さまと一緒に喜びを分かち合う瞬間の実現を心から願っています。

 FC町田ゼルビアに関わる全ての皆さまと一緒に町田を盛り上げていきたいと思いますので、これからどうぞよろしくお願いします。

 ◇黒田 剛(くろだ・ごう)1970年(昭47)5月26日生まれ、北海道出身の52歳。登別大谷(現北海道大谷室蘭)―大阪体育大。94年青森山田コーチ就任、95年同監督就任。05年高校総体で初優勝。全国高校選手権は16年度に初制覇し3回優勝。

続きを表示

2022年10月24日のニュース