久保建英、決定機逃すも公式戦8連勝貢献　古巣マジョルカ相手に躍動

スペイン1部   Rソシエダード1－0マジョルカ （ 2022年10月19日 ）

＜Rソシエダード・マジョルカ＞前半、攻め込むRソシエダードの久保（右）
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　Rソシエダードの日本代表MF久保が昨季在籍したマジョルカを相手に1―0の勝利に貢献した。決定機を3度逃すなど得点やアシストはなかったが、後半30分に退くまで2トップの一角やトップ下で再三好機に絡んだ。

　相手のアギーレ元日本代表監督はマジョルカが1部残留を争った昨季終盤に就任し、久保は練習に対する取り組みや守備の課題を指摘され、出場機会が大幅に減少。久保はそんな因縁があった指揮官から「彼は非常に自由だった。戦術的な守備のタスクがなければ快適にプレーしている。私は久保が好きだったことを認めなければ」と賛辞を引き出した。

　敵将は元教え子からあいさつがなかったと指摘し「恥知らず。私は怒っている」とも語ったが、それも親しみの裏返し。久保を加えたRソシエダードは3位浮上に公式戦8連勝と進撃が止まらない。