×

鎌田 ドイツ討ち自信「勝てる可能性はあると思っている」、米国戦から一夜明け練習

[ 2022年9月25日 04:30 ]

笑顔の鎌田(右)(撮影・小海途 良幹)
Photo By スポニチ

 日本代表は国際親善試合の米国戦から一夜明けた24日に練習を再開した。23日の米国戦で先制点を挙げたMF鎌田大地(26=Eフランクフルト)が練習後に取材に応じ、「あと1、2点取れればベストな試合だった」と振り返った。

 親善試合後には、W杯で対戦するドイツがハンガリーに敗れた試合をテレビ観戦したといい「アグレッシブなハンガリーにドイツもやりづらそうにしていた。僕たちもああいう試合内容に持っていかないといけない」と感想を語った。1次リーグ初戦での対戦に向けては「本当に強かったときのドイツとはまた違う。僕たちにも勝てる可能性はあると思っている」と言葉に力を込めた。

 またEフランクフルトの同僚で元日本代表主将の長谷部誠(38)が代表チームに同行していることについても言及。「僕は当たり前ですけど、他の選手からしたらレジェンド。普通に考えたらプラスになっていると思う」と話していた。

 《独メディアが鎌田称賛》ドイツメディアは自国のEフランクフルトでプレーするMF鎌田の活躍を取り上げた。キッカー誌(電子版)は「力強い鎌田のおかげもあり、日本が米国を打ち負かす」と見出しを付け、「マン・オブ・ザ・マッチで、サムライブルーの勝利に大きく貢献した」と称賛した。独スカイスポーツも勝利の立役者として鎌田の名前を挙げ、チーム全体に関しても「活発なプレーを見せた」と好意的に報じた。

 《権田&大然回避》練習には故障者らを除いた27選手が参加した。クラブ事情で離脱したDF冨安の他、米国戦で味方と接触してピッチに倒れて背中の痛みを訴えていたGK権田、右足側部を痛めたFW前田は大事をとって練習を回避した。米国戦の先発メンバーの鎌田ら11人は30分ほどの軽めのメニューで調整。その他の選手はボールを使ったトレーニングなどを中心に27日のエクアドル戦に備えた。

続きを表示

2022年9月25日のニュース