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鈴鹿・カズ 連敗3で止めるも「責任感じています」 古巣本拠地で後半42分から出場も同点に追いつかれる

[ 2022年9月25日 18:21 ]

JFL第23節   鈴鹿ポイントゲッターズ1―1東京武蔵野ユナイテッドFC ( 2022年9月25日    サンガスタジアム )

<JFL 鈴鹿・東京武蔵野>後半途中出場した三浦知良(左)(撮影・岸 良祐)
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 JFL鈴鹿ポイントゲッターズのFW三浦知良(55)が25日、1―0で勝ち越した東京武蔵野ユナイテッドFC戦の後半42分から途中出場した。連続試合出場を5に伸ばし、自身が持つJFL最年長出場記録を55歳211日に更新したが後半ロスタイム、同点に追いつかれて引き分けた。

 チームの連敗こそ3で止めたが試合後、カズは「何とか勝ちきりたかった。責任を感じています」。FWとしても防御に貢献できず、4試合ぶりの勝ち点3を逃した結果を背負い込んだ。

 前節の17日、ホンダロックSC戦も0―0と同点の後半43分から出場し、同45分に勝ち越し点を奪われた。実兄の三浦泰年監督は「最後は私の責任ということで理解してもらえたら」と語ると共に、カズの今後の起用法については「チャンスがある限り、ピッチに立たせて次の勝ち点3を取りたい」と基本的に変更のないことを強調した。

 鈴鹿がクラブ史上初めて県外で行った主催試合。当時はまだなかったサンガスタジアムのピッチに初めて立った。京都では8月24日に90歳で死去した京セラ名誉会長の稲盛和夫氏に招かれてクロアチア・ザグレブから99年8月、移籍して1年半プレーした。J2横浜FC時代の18年5月、西京極でのサンガ戦以来4年ぶりで臨んだ京都での公式戦だった。

 「京都で活躍できたことで代表に復帰できたし、次につながった。もう少しやりたかった」

 クラブ史上最多4620人を動員した3月13日の開幕戦を上回る5682人をこの日、集めた。そして次節の10月9日はクリアソン新宿と東京・国立競技場で対戦する。「(新国立競技場で)プレーするのは初めて。感謝したいし、たくさんの人に集まってもらいたい」。キングにふさわしい舞台がまた訪れる。

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2022年9月25日のニュース