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J1横浜マルコス「いつでも準備はできている」西村負傷で5月以来の先発有力

[ 2022年9月12日 18:11 ]

横浜のマルコス・ジュニオール
Photo By スポニチ

 J1首位を快走する横浜のFWマルコス・ジュニオール(29)が、14日のアウェー京都戦から巻き返しを狙う。トップ下のポジションを争うFW西村拓真(25)が10日、福岡戦で左足首を負傷。マルコスにとって5月の福岡戦以来、リーグ戦で14試合ぶりに先発となる可能性が高まっている。12日にオンライン取材に応じたマルコスは「メンバー選ばれていない時も全力で練習してきた。いつでも試合に出る準備はできている」と、静かな言葉の中に決意をにじませた。

 今夏FWヤン・マテウス(24)の加入でいずれもブラジル出身の外国籍選手が6人になり、ベンチ入り5人の制限でここ2試合はメンバー外となった。それでも「僕がチームにできること、モチベーションを上げるための声掛けとか、影響があるのであればしているつもり」とチームへの貢献を心掛けてきた。

 来日1年目の2019年に15得点でFW仲川輝人(30)と並ぶ得点王に輝き、チームをリーグ優勝に導いた立役者。それ以来の頂点へ突き進むチームの中で今季は途中出場が多く、出場18試合で3アシストはあるものの無得点と本来の力を発揮できていない。それでも「今の状況は誰もが通る道だと思う。サッカー選手というのは山あり谷あり。その中でもチームが一番大事。タイトルが取れれば、全員がいい仕事をしたといえる」と冷静に受け止めていた。

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2022年9月12日のニュース