Rソシエダード久保は先発時最短の45分で交代　地元紙は急降下する「スカイダイバー」と表現

スペイン1部   ヘタフェ2―1レアル・ソシエダード （ 2022年9月11日    スペイン・ヘタフェ ）

久保建英（AP）
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　敵地のヘタフェ戦に先発出場したレアル・ソシエダードのMF久保建英（21）は0―1の前半限りで退き、チームも1―2で敗れた。今季先発した公式戦5試合で出場時間は最短の45分だった。

　PK奪取につながるパスを出すなど左ウイングで躍動して1―0の勝利に貢献した8日の欧州リーグ・マンチェスターU戦から中2日。疲労が蓄積していたのか、本来の切れ味を欠いて動きが重かった久保は敵陣でパスを受けた前半29分に前後からはさまれてボールを失うなど厳しい守備に苦戦を強いられた。右クロスに飛び込んだ同42分には倒れてPKをアピールしたが、笛は吹かれなかった。アディショナルタイムのスルーパスはカットされ、チームは直後にFKから先制された。

　ムンド・デポルティボ紙はマンチェスターU戦から一転して低調だった久保を「（急降下する）スカイダイバー」と表現し「全く取るに足らないパフォーマンス」と指摘。20～21年シーズン後半戦に在籍した古巣のヘタフェ相手に成長した姿を見せることはできなかった。