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三好フル出場のアントワープが開幕8連勝 92年ぶりにクラブ記録更新「歴史つくっていこうという気持ち」

[ 2022年9月12日 14:28 ]

ベルギー1部   アントワープ2―0セルクル・ブリュージュ ( 2022年9月11日    ベルギー・ブリュージュ )

 セルクル・ブリュージュ戦を終え、セルクル・ブリュージュの上田(右)と握手を交わすアントワープの三好=ブリュージュ(共同)
Photo By 共同

 MF三好康児(25)が所属するアントワープはFW上田綺世(24)のセルクル・ブリュージュを2―0で下し、開幕8連勝のクラブ新記録を達成した。従来の記録は1930~31年シーズンの7連勝で、今季から指揮を執るマルク・ファンボメル監督(45)の下でロケットスタートに成功したチームは92年ぶりに記録を更新した。

 最下位に沈むセルクル・ブリュージュとの対戦は開始6分にカウンターからFWヤンセンが先制弾。後半23分には右CKからDFアルデルウェイレルトが頭で加点した。中盤の左サイドでフル出場した三好は後半7分の好機でトラップをミス。同42分には右サイドからカットインして左足で鋭いシュートを放ったものの、相手GKの攻守に阻まれた。

 また、セルクル・ブリュージュの上田は2トップの一角で先発し、シュート2本を放ったものの、不発に終わって後半41分に退いた。

 8連勝で勝ち点を獲得可能な最大限の24まで伸ばしたアントワープのファンボメル監督は「とてもハッピーだ。(8連勝は)並外れている。もう1回達成するには90年以上待たないといけないかも」と笑顔。三好は「なかなかできることではない。歴史をつくっていこうという気持ちで、全員で戦えている」と充実感をにじませた。

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2022年9月12日のニュース