FC東京の松木がU―19日本代表選出「成長した姿を見せたい」10日からU―20アジア杯予選

[ 2022年9月1日 15:39 ]

　日本サッカー協会は1日、U―20アジア杯予選（10～18日、ラオス）に臨むU―19日本代表22選手を発表した。

　今大会は来年のU―20W杯の1次予選を兼ねており、日本は12日にラオス、14日にグアム、16日にパレスチナ、18日にイエメンと対戦する。

　中1日で4試合をこなす過酷な戦いに挑む冨樫剛一監督は「世界一を目指している中でのアジア予選だが、アジアのチームは戦術的にモダン化されていて、難しいゲームになると予想している。スタッフ、選手とともに一丸となって勝ち切りたい」と意気込みを示した。

　今回のメンバーには、パリ五輪を目指すU―21日本代表に飛び級で招集されていたMF松木玖生（19＝FC東京）も名を連ねた。本来の世代のチームでプレーすることになる松木はクラブを通じて「東京の代表としてしっかり個人の特徴を出し、チームに帰った時に成長した姿を見せられるよう頑張ります」とコメントした。

　FC東京でもレギュラーとして出場し、U―21日本代表として6月のU―23アジア杯などで国際経験も積んだ松木について、冨樫監督は「上のカテゴリーの選手が自分の世代に戻ってリーダーシップ、レベルを示してくれることが世界の戦いでは重要になる」と期待感を示した。

　メンバーは以下の通り。
GK　彼島　優（流通経済大）
　　木村凌也（日本大）
　　春名竜聖（C大阪U―18）
DF　工藤孝太（浦和）
　　菊地脩太（長崎）
　　中野伸哉（鳥栖）
　　松田隼風（水戸）
　　田中隼人（柏）
　　高井幸大（川崎FU―18）
MF　永長鷹虎（川崎F）
　　松木玖生（FC東京）
　　山根　陸（横浜）
　　中村仁郎（G大阪）
　　佐野航大（岡山）
　　屋敷優成（大分）
　　山崎太新（筑波大）
　　楢原慶輝（鳥栖U―18）
　　北野颯太（C大阪）
　　保田堅心（大分U―18）
FW　横山歩夢（松本）
　　坂本一彩（G大阪）
　　熊田直紀（FC東京U―18）