×

伊東純也を大歓迎「街の皇帝」!仏1部スタッド・ランスと4年契約、移籍金13億6000万円

[ 2022年7月31日 05:30 ]

伊東純也
Photo By スポニチ

 フランス1部スタッド・ランスは29日、ベルギー1部のゲンクから日本代表FW伊東純也(29)を獲得したと正式に発表した。26年までの4年契約で、クラブ公式サイトで背番号39のユニホームもお披露目した。移籍金は1000万ユーロ(約13億6000万円)と報じられている。

 公式サイトではフランス北部の本拠地にあるランス・ノートルダム大聖堂で、かつて歴代国王の戴冠式が行われたことにちなんで「戴冠式の街の皇帝」と紹介。「多彩な技術を持つ超完璧なウインガー」とも表現した。攻撃陣を引っ張る存在として大きな期待を寄せていることをうかがわせ、ゲンク時代に公式戦144試合に出場して29得点49アシストを記録したことも伝えた。

 クラブ幹部のラクール氏は「純也は印象的なデータを継続して残し、参加したリーグで最高のパサーになっている。ゴール前でも極めて熟練。起点となるだけでなくフィニッシュもできる」と絶賛した。一方、ゲンクのブランケン監督は「引き留めようとクラブは手段を尽くしたが、選択は尊重しないと。彼のことは理解できるし、成功を祈りたい」と語った。熱烈な歓迎を受けると同時に退団を惜しまれ、新旧クラブで期待と存在の大きさが際立つ移籍発表になった。

続きを表示

2022年7月31日のニュース