前回大会E―1選手権出場の佐々木　優勝に照準「結果を出すことにフォーカスしている」

日本代表練習でボールを蹴る佐々木（右から2人目）＝撮影・小海途　良幹
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　サッカーの東アジアE―1選手権に出場している日本代表は24日に中国代表と対戦する。DF佐々木翔（32＝広島）が23日、オンライン取材に応じた。

　森保ジャパンには何度も招集されてきた佐々木だが、6月の親善試合4試合はメンバー外だった。「素直に悔しかった。その前の招集の時も試合に出ないで帰ったので、もどかしい気持ちだった。次はJリーグで見返してやろうと思った」と悔しい思いを吐露した。

　今回は広島から6人が招集された。満田ら初招集の選手もいるが「溶け込んでいるのではないか。みんなチーム代表してきているので自信持って、いいプレーができていると思う」とチームメートの心配はしていない。

　この大会が国内組にとってW杯メンバー入りへのラストチャンスという見方もある。しかし佐々木の位置づけは違う。「W杯どうこうの話はあるけど、僕個人として前回（タイトルを）失っているので優勝して結果を出すことにフォーカスしている。その延長線上にいいプレーをすればW杯に行ける可能性がある」とあくまで優勝を目指す決意を示した。