J1京都・FW大前が古巣討ちへ気合「勝って次ステージへ」22日に天皇杯・清水戦

天皇杯3回戦・清水戦へ向けて気合を入れる京都FW大前
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　22日の天皇杯3回戦・清水戦（アイスタ）へ向けて、京都FW大前元紀（32）が古巣討ちに意気込んだ。清水には計9年間在籍。アイスタでの試合は大宮所属の17年4月以来5年ぶりになるが「勝って、次ステージに上がりたい」と口にした。

　
この日の練習後は1対1でチョウ貴裁監督と約20分間の“青空面談”。「今後どうやっていくかとか、どういう風にやって欲しいかという内容」と明かした。

　チームは直近の公式戦15試合で複数得点を挙げたのは2試合のみ。大前自身も負傷などの影響もあり、今季ここまで公式戦11試合出場3得点（スタメン3回）と納得できていない。「客観的に見ても、得点数や攻撃で迫るシーンが少ない。天皇杯はどういうメンバー構成になるか分からない。でも普段出ていない選手が出るならばアピールして、リーグ戦につなげていかなければならない」。47得点を挙げている“かつての庭”からの巻き返しをイメージした。

　勝てば準優勝した2011年以来のベスト16進出。「自分のコンディションは上がっている。チームに良い流れを持ちこみたい」。正確なキックと技術が持ち味のストライカーが、公式戦3連敗中のチームを救う。