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鈴鹿・カズ 花園に降臨!7戦連続ベンチ外も“キング効果”JFL史上4位の観衆1万2152人来た

[ 2022年6月20日 06:00 ]

JFL第12節最終日   鈴鹿ポイントゲッターズ0ー1FC大阪 ( 2022年6月19日    花園第1G )

<FC大阪・鈴鹿>試合終了後、子供たちへのファンサービスを欠かさない鈴鹿・三浦知良(撮影・岸 良祐)
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 JFL・鈴鹿ポイントゲッターズのFW三浦知良(55)が19日のFC大阪戦で、ラグビーの聖地・花園に降臨した。花園の第1グラウンドでサッカーの試合が開催されるのは、1999年のC大阪―名古屋以来23年ぶり。JFL史上4位となる1万2152人の観衆が詰めかけた。鈴鹿戦に限った今季の最多観客動員は、5日の敵地・ヴィアティン三重戦の4710人。2・6倍近いサポーターが詰めかけた計算だ。

 カズはカジュアルなスーツにサングラスを着用し、試合前のトークショーに登場したが、ユニホーム姿はお預け。先月15日の試合で右太腿を痛めて以降、7試合連続のベンチ外だった。復帰まで「まだまだ時間はかかりそう」とし、長期離脱の様相を呈している。

 険しい道を歩むレジェンドに、この日ならではのエールも。かつて花園を沸かせ、テストマッチ通算69トライの世界記録を持つ元ラグビー日本代表の大畑大介氏が来場。「カズさん一人が動くだけで、これだけ多くの人が動く。カズさんはずっと太陽であってほしい」。誰もが55歳の再起を待っている。(八木 勇磨)

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2022年6月20日のニュース