札幌　タイ代表スパチョーク獲得決定的　三上GM「コンサに合った選手」

ユニフォームを持つスパチョーク（中央）と三上大勝代表取締役GM（右）＝（C）2022　CONSADOLE
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　札幌がタイ代表MFスパチョーク・サラチャート（23＝タイ1部ブリーラム）を獲得することが決定的となった。交渉のためタイに渡っている三上大勝代表取締役GMが12日にオンラインで取材に応じ、「ブリーラムとの提携が大枠で決まり、スパチョークの期限付き移籍のクラブ間の話もスムーズに運んだ」と語った。本人と合意次第、獲得を正式発表するという。契約期間は今年末まで6カ月となる方向だ。

　札幌には昨季までタイ代表MFチャナティップ（現川崎F）が所属していた。スパチョークを4年半前から獲得候補としてリストアップしていたという三上GMは「チャナと同様に“タイの至宝”と表現されるほど、（タイ国内で）影響力と存在感がある」とし、「高いアジリティー（敏しょう性）を持っていて1対1で勝負でき、技術とスピードがあって今のコンサのサッカーに合った選手」と期待。ペトロヴィッチ監督の戦術下では「シャドー、もしくはワイドだと思っている」と起用法を推測した。