×

京都チョウ貴裁監督、複数得点へ“あと少しの勇気”求める「普通では対応される」14日リーグ清水戦

[ 2022年5月12日 16:40 ]

清水戦へ向けた取材に応じる京都・チョウ貴裁監督
Photo By スポニチ

 京都のチョウ貴裁監督(53)は選手たちに“あと少しの勇気”を求めた。守備陣はリーグ戦9試合連続で最少失点以下に抑えている一方で、攻撃陣は4月17日のリーグ柏戦以降公式戦5試合連続複数得点なし。これまでならばゴールが奪えていた「普通のプレー」も「最初の時点で順位が上がったことで周囲の警戒心が増し、対戦相手の温度は間違いなく上がっている。普通では対応される」と口にし、対戦相手の戦術や気迫を上回る“より正しいリスクの取り方”の重要性を強調した。

 具体的に言及したのはパスの方向性とドリブル、守備の仕方だ。「ターンができる時に簡単にボールを下げない。今はドリブルが少なくて、パスにしてしまっているところもある。後ろ(DF)に任させた守備じゃなくて挟みにいくのも勇気だと思う」。そして「見えないプレッシャーで勇気をそぎ取られて、試合が終わっちゃうのは避けたい」と、ここからは殻を破る戦いに挑む覚悟を示した。

 まずは14日のリーグ清水戦(サンガS)。「新しいことをやるのではなく、膨らませていく。(3試合ぶりに)ホームに戻ってくるので、我々らしいサッカーを示したい」と公式戦6試合ぶりの勝利と公式戦6度目の複数得点を見据えた。

続きを表示

2022年5月12日のニュース