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川崎Fは広州FCに知念弾で勝利も首位通過ならず 1次L突破は他グループの結果次第に

[ 2022年4月30日 20:45 ]

ACL1次リーグI組   川崎F1―0広州FC ( 2022年4月30日    ジョホールバル )

川崎F・知念
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 ACL1次リーグI組の川崎Fは30日、最終戦で広州FC(中国)に1―0で勝利した。逆転突破のためには勝利が最低条件だった一戦。前節の蔚山(韓国)戦から先発9人を入れ替えて臨み、前半14分にFW知念慶(27)が決勝点を挙げた。

 MFチャナティップが右足を痛めて負傷交代するアクシデントが発生した直後の前半14分、試合が動いた。右サイドバックの瀬古がくさびのパスを入れ、FW小林がフリック。ゴールに背を向けてパスを受けた知念が、反転してペナルティーエリア内に侵入し、右足で均衡を破った。

 18日の前回対戦では8―0で下した相手だった。何度も決定機を演出しながら相手守護神の好セーブにも遭い、追加点は生まれなかったが、終盤はキャプテンのDF谷口、ボールキープ力に優れたFW家長を投入して手堅く試合をクローズ。白星を手にした。

 同時刻キックオフのジョホールDT(マレーシア)―蔚山戦は、前半6分にMF天野の得点で蔚山が追いついて以降、1―1のスコアが続いていた。そのままいけば両者を得失点差で上回る川崎Fが逆転で首位突破を果たすかと思われたが、後半アディショナルタイムのラストプレーでジョホールDTが勝ち越し、川崎Fは2位が確定。1次リーク突破の行方はF組とG組の結果次第となった。

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2022年4月30日のニュース