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アーセナルのアルテタ監督が冨安の左サイドバック起用に言及「間違いなく候補。解決策をもたらす」

[ 2022年4月30日 22:12 ]

アーセナルのDF冨安健洋(AP)
Photo By AP

 サッカーのイングランド・プレミアリーグでアーセナルを率いるミケル・アルテタ監督(40)が、日本代表DF冨安健洋(23)を左サイドバックで起用する考えがあると英サッカーサイト「フットボール・ロンドン」が29日に報じた。

 アルテタ監督は同日の会見でスコットランド代表DFキーラン・ティアニー(24)の負傷離脱で手薄になっている左サイドバックについて言及。「獲得前にトミ(冨安)を追っていた際、我々は左サイドバックの候補としても彼を捉えていた。間違いなく候補の一人で多くの解決策をもたらしてくれる」と語った。

 さらに「トミは両足を使えるだけではなく、右センターバック、左センターバック、左サイドバックとしてプレーでき、非常に多様性がある。若い時からそのように指導されてきた賜物だ。彼は右サイドでも左サイドでも同じようにプレーできると言っている」と続け、日本代表のユーティリティー性を高く評価した。

 また、アルテタ監督は冨安が日本でどのような指導を受けていたのかに関心を示し「我々の指導に取り入れて実践していけるので非常に興味深い。我々にとっても非常に有益。他の指導者がどんな方法を取り入れているかを知ることは非常に重要」とし、両足を器用に使いこなし、複数のポジションでプレーできるようにした日本の育成方法を称えた。

 5月1日に行われる国内リーグのウェストハム戦で冨安が先発に復帰する可能性については「トミは長い間離脱していて、まだ先発出場をしていない。出場時間が足りないので、29日の練習を見てから決める」と話すにとどめた。なお、英紙ガーディアンは、ウェストハム戦の先発予想を掲載し、冨安が右サイドバックでスタメンに復帰すると伝えた。

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