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C大阪のなぜ?ホームで鹿島に10連敗…今季いまだにホームで勝利なし…試合前の暴風雨で堅守揺らぐ

[ 2022年4月30日 05:30 ]

明治安田生命J1第10節   C大阪0-3鹿島 ( 2022年4月29日    ヨドコウ )

<C大阪・鹿島>鹿島に完敗し、肩を落とすC大阪イレブン(撮影・北條 貴史)
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 各地で6試合が行われ、C大阪は鹿島に0―3で完敗した。10年5月5日に勝って以来、ホームでの対鹿島戦は10連敗。9位に転落した。鹿島は首位に浮上。新国立競技場で初のリーグ戦となったFC東京―G大阪戦は、コロナ禍以降最多となる4万3125人の観衆が集まった。

 カップ戦を含め2試合連続無失点を誇ったC大阪の堅守が、試合前の暴風雨で揺らいだ。

 キックオフ直後、水が浮くピッチに足元がおぼつかない中で迎えた前半6分。ゴールキックからMF松村が放ったシュートのこぼれ球をFW鈴木に流し込まれ、先制を許す。同14分、今度は鈴木に左サイド中央から精密なクロスを上げられ、松村に右足で豪快に押し込まれた。この2点で試合が決まった。小菊監督は「開始15分は(水で)ボールが止まった状態。チームとして安定しないときに失点した」と悔やんだ。

 GK金鎮鉉(キムジンヒョン)が外国籍選手最多に並ぶJ1通算333試合出場を果たした。勝利で花を添えたかった一戦。残ったのは、鹿島戦ホーム10連敗と、今季ホームでのリーグ戦未勝利という苦境だった。(八木 勇磨)

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2022年4月30日のニュース