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U―21日本代表MF斉藤が示した本気度「全員がA代表に行く気持ちでやっていかないと」

[ 2022年3月27日 02:10 ]

26日のU-23カタール戦後にオンライン取材に対応したU-21日本代表MF斉藤
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 2024年パリ五輪を目指すU―21日本代表は26日、ドバイ杯U―23(UAE)の第2戦でU―23カタール代表と対戦し、2―0で勝利を収めた。昨年12月に就任した大岩剛監督(49)は初陣から2連勝。次戦は29日に順位決定戦を行う。

 エースが重責を果たした。後半8分、MF斉藤光毅(20=ロンメル)がペナルティーエリアに侵入しながらボールを受けると、細かくステップ。「(FW細谷)真大が抜けた時に相手も遅れていたので、ダイレクトで決められるようなイメージを持っていた。ただ、思ったよりダイレクトで打てる状況ではなく、落ち着いて1対1に持ち込めたのは良かった」。フェイントで相手DFを揺さぶり、右足を振り切った。

 「ずっとほしいと言っていた点を取れて、ホッとしている気持ちもある。前半1回ポストに当てて、ちょっと焦りはしたが、その中でゴールまで落ち着いて得点できたのは成長なのかな」

 ただ、見据えるのははるか先だ。指揮官は“A代表経由パリ五輪”を選手たちに強調。斉藤もそれに本気で応える気でいる。「このチームで結果をめちゃくちゃ残せば、多くの人がA代表に上がれると思うし、A代表の人もプレッシャーを感じると思う。自分たちでどれだけ上を目指せるか。本当に全員がA代表に行く気持ちでやっていかないといけない。全員が危機感を持って、向上心を持ってやらないといけない」。背番号10の挑戦はまだスタートしたばかりだ。

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2022年3月26日のニュース