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横浜 清水に2―0完勝!下部組織育ちMF吉尾が“本拠”初ゴール「最高に気持ちいい」

[ 2022年3月6日 17:08 ]

明治安田生命J1第3節   横浜2―0清水 ( 2022年3月6日    日産ス )

<横浜・清水>前半、ゴールを決め喜ぶ横浜・吉尾(左、右は宮市)(撮影・沢田 明徳)
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 横浜は6日、ホームで清水と対戦し2―0で完勝した。前半32分、この日は本職のサイドバックではなくボランチで先発したDF小池龍太(26)が、ペナルティーエリア内に侵入し、最後は得意の左足で巻いた芸術的な一発をゴール左角に突き刺して先制。同43分にはトップ下で今季初先発を飾ったMF吉尾海夏(23)が前線から激しいプレスをかけ、相手DFのクリアが右足に当たってゴールネットを揺らした。

 吉尾にとっては仙台時代の19年6月1日の名古屋戦以来となるJ1通算3点目。下部組織で育った横浜、そしてホームの日産スタジアムではうれしい初ゴールとなった。

 昨年期限付きで移籍したJ2町田で10得点10アシストをマーク。たくましさを増して18年シーズン以来の復帰を果たした。17年のトップ昇格以来、足かけ約6年。吉尾は「決して綺麗なゴールではなかったですけど、泥臭く取れて良かったです。ここまで来るのに時間がかかってしまいましたけど、ゴールを取れたときは、最高に気持ち良かったです!」と笑顔で振り返った。

 吉尾の活躍などでチームは今季初の連勝。守備陣も奮闘し2戦連続完封を飾った。出場停止やケガで選手を欠く厳しい状況もあったなか、マスカット監督はメンバー、選手のポジションを固定しない柔軟な采配を披露。なおかつ標ぼうする「アタッキング・フットボール」を一丸となってピッチで体現し、「いつもとは違うポジションで選手が出なければいけなかったりとか、そういうことがあった中で、本当に良いレベルで試合をこなしているなと自分も感じています」と手応えを口にした。

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2022年3月6日のニュース