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浦和が待望の今季初勝利 MF江坂が右足で決勝弾&GK西川は歴代2位タイのJ1通算163無失点試合

[ 2022年3月6日 16:58 ]

明治安田生命J1第3節   浦和1―0湘南 ( 2022年3月6日    埼玉 )

<浦和・湘南>前半、ゴールを決め喜ぶ浦和・江坂(撮影・西海健太郎)
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 浦和がひとつのトンネルを抜けた。開幕4戦勝ちなしと苦しんでいたが、ホームで勝ち点3を奪取。リーグ戦では18年から1勝3分け4敗(ホームでは1分け3敗)と苦手としていた湘南を相手に待望の今季初勝利をあげた。次戦は3月13日に敵地で鳥栖と対戦する。

 前半16分、MF江坂任(29)の一発が会場に歓喜を運んだ。敵陣でボールを受けると、左の味方にスルーパス。そのまま前線に走り、折り返しに右足を合わせた。自身にとって今季リーグ戦の初得点。ジャンプしての右手で豪快なガッツポーズで喜びを表現した。

 さらに後半42分には途中出場のDF馬渡和彰(30)がトドメの一撃を突き刺した。長い距離を疾走してペナルティーエリア内の左でパスを呼び込むと、トラップをピタリと止めて左足を一閃(いっせん)。20年に所属した古巣から貴重な追加点をマークした。
 GK西川周作(35)にとっても大きな意味のあるゲームだった。今季初完封で、J1通算の無失点試合数は163。楢崎正剛氏と並んで歴代2位タイに浮上するとともに、曽ケ端準氏の持つ169試合も視野に捉えた。

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2022年3月6日のニュース