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三菱重工浦和が初優勝で男女アベックV 皇后杯3大会連続7度目の決勝でついに!

[ 2022年2月27日 16:18 ]

皇后杯全日本女子サッカー選手権決勝   三菱重工浦和1―0千葉 ( 2022年2月27日    サンガスタジアム )

<三菱重工浦和・ジェフ千葉> 皇后杯優勝を決め、サポーターと記念撮影する三菱重工浦和イレブン (撮影・後藤 大輝) 
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 三菱重工浦和が千葉を下し、3大会連続7度目の決勝で悲願の初優勝を果たした。昨年12月に天皇杯を制した男子の浦和に続き、男女アベック優勝を果たした。

 三菱重工浦和は、1~2月のアジア杯を戦ったなでしこジャパンメンバー5人が先発メンバーに名を連ねた。中盤までは千葉の堅い守備を攻めあぐねたものの、徐々に攻勢を強めた後半22分、DF清家貴子(25)が斜めに入れた右クロスをファーサイドでFW菅沢優衣香(31)が右足でボレーシュート。高くバウンドしたボールはゴール右に吸い込まれ、値千金の先制点となった。守備陣もボランチのMF安藤梢(39)を中心に相手に多くのチャンスを与えず、今大会4試合を無失点で戦い抜いた。

 男子の天皇杯と女子の皇后杯で男女チームを持つクラブがそろって優勝するのは1987年度の読売クラブ、2004年度の東京Vと日テレ以来、史上3度目の快挙となった。

 千葉は昨年11月5日に第1子の男児を出産したFW大滝麻未(32)が出産後初めてメンバー入りし、1点ビハインドの後半33分から途中出場。出産からわずか4カ月弱という早さで公式戦出場を果たし最前線で得点を狙ったものの、優勝はならなかった。

 ▼三菱重工浦和・楠瀬直木監督 そういえば(皇后杯を)獲っていなかったのかな、というのが本音。とはいえスタッフと、ベンチに入れず残った選手たちが日々トレーニングしてきた成果だと思う。

 ▼三菱重工浦和・FW菅沢優衣香 最初のチャンスを外してしまったので、2本目は落ち着いて決められて良かった。ホッとしているのと、嬉しい気持ちでいっぱい。

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