シャルケで定位置確保の板倉を現地メディアが「隠れた前半戦の勝者」と称賛

板倉滉
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　ドイツ2部シャルケに今季加入したDF板倉滉（24）が地元メディアのデア・ウェステンから「ケーニヒスブラウ（“王者の青”を意味するシャルケの愛称）の隠れた前半戦の勝者だ」と称えられた。

　前半戦を振り返る25日の記事で「板倉の獲得はほとんど話題にならなかったが、今ではこの日本人がシャルケにとって大当たりだったことは誰にとっても明確だ」と指摘した。

　加入2日後だった8月21日のレーゲンスブルクで交代出場でデビューしたDFに関して「すぐに周囲を納得させ、守備を重視したグラモジス監督のシステムで主要な役割を担った。シャルケがここ数年間失っていた守備の安定感が戻り、それに大きく貢献したのが板倉だった」と称賛。「彼がすぐにシャルケでファンのお気に入りの選手となったこと、そしてここまでのシーズンの隠れた勝者となったことは驚きではなかった」と続けた。

　デビュー2戦目から14戦連続で先発を務めて3バックの中央に君臨。チームは昇格を視界に入れる4位と好位置につけ、年内最後の2試合では連続ゴールも決めた。マンチェスターCから期限付き移籍で獲得し、買い取りオプションを保有するシャルケの判断も注目を集めることになりそうだ。