J3鹿児島の新指揮官は大嶽直人氏最有力　今季はなでしこ1部・伊賀くノ一監督

大嶽直人氏（2012年撮影）
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　J3鹿児島の来季新監督に伊賀FCくノ一（なでしこ1部）を指揮する大嶽直人氏（53）が最有力候補に挙がっていることが25日、分かった。複数の関係者によると、交渉は大詰め段階という。チームはこの日、皇后杯4回戦で三菱重工浦和に0―1で敗れて今季の全日程を終えた。

　大嶽氏は東海大一（静岡）―順大を経て、92年に横浜Fでプロデビュー。01年の引退後は京都や横浜などでコーチを務め、18年から伊賀FCくノ一指揮官に就任した。今秋開幕した女子プロリーグ『WEリーグ』には加盟できなかったが、一つ下のカテゴリーに位置するなでしこ1部で17勝2分け3敗の圧倒的な成績を収めて優勝。大嶽氏にとっては、男子のトップチームを率いるのは初となる。

　今季7位の鹿児島は、すでに上野展裕監督の退任が決定。新たな体制を整え、19年シーズン以来4年ぶりのJ2を目指していく。