なでしこジャパン　オランダ遠征メンバー23人を発表　海外組5人は池田ジャパンでは初招集

なでしこジャパンの池田監督
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　日本サッカー協会は19日、オランダ遠征で国際親善試合2試合を戦う女子日本代表「なでしこジャパン」のメンバー23人を発表。10月から新たに指揮を執り、初の海外遠征に臨む池田太監督（51）がオンラインで取材に応じ、「先月のキャンプではアグレッシブにボール、ゴールを奪いに行くことを強調した。そういう戦いの中でヨーロッパのチームに対してできることがどのくらいなのか。ピッチ上でどういったことが起こるのかを全員で共有できれば」と力を込めた。

　今夏の東京五輪を戦ったメンバーからは、DF熊谷紗希（31＝Bミュンヘン）ら12人が招集された。また、10月の国内合宿に参加できなかった海外組5人にとっては初の池田ジャパンでの活動となる。指揮官は「新しく海外の選手たち含めてチームづくりを進められるのを本当に楽しみにしている。選手たちの良さをこのなでしこチームにどう還元してほしいかという話もしたい」と積極的にコミュニケーションを取る姿勢を示した。

　来年1～2月のアジア杯インド大会に向け、チームづくりが本格化する。25日のアイスランド女子代表戦（アルメレ）の後には、29日にFIFAランク4位の強豪オランダ女子代表（ハーグ）と対戦する。池田監督は「サイドに特徴ある選手、ストライカーがいる」とオランダの印象を語り、「我々のコレクティブでアグレッシブなサッカーがどういった形でチームの力となるか試したい」と強豪国との“力比べ”を心待ちにした。