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天皇杯とルヴァン杯決勝 運命のC大阪2連戦も名古屋フィッカデンティ監督は「出し惜しみなし」

[ 2021年10月26日 18:52 ]

名古屋・フィッカデンティ監督
Photo By スポニチ

 27日の天皇杯準々決勝、30日のルヴァン杯決勝でC大阪と2連戦を迎える名古屋は“出し惜しみなし”で挑む。今季はリーグ戦で川崎F、ACLで1次リーグでラーチャブリー(タイ)との2連戦を経験してきたが、違う大会での2連戦は初。しかもタイトルが見えてきている難しい中での戦いになる。だがマッシモ・フィッカデンティ監督(53)は2連戦を見据えたマネジメントを否定した。

 「チームが今季、悪くない成績を残している背景には、目の前の試合に取り組む意識を全員が持てていることだ。この試合に出さずに次の試合に(選手を)取っておくではなく、まず目の前の試合に勝つ。そして次の試合も一番状態の良い選手を出す。シンプルなやり方でずっとやってきた。変えずにやっていく」

 ルヴァン杯初タイトルを手にするために天皇杯で敢えて選手を温存するのではなく、天皇杯で勝利してからルヴァン杯への準備を進めていく。1戦必勝の構えで「勝てば天国、負けたら地獄。期待感と緊張感がある」(フィッカデンティ監督)連戦を勝ち切る。

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2021年10月26日のニュース