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J2で15位の山口・渡邊監督が退任 名塚ヘッドコーチが昇格

[ 2021年9月29日 10:27 ]

 J2山口は29日、渡邉晋監督(47)が退任し、名塚善寛ヘッドコーチ(51)が昇格すると発表した。2年でのJ1昇格を目指し、今季は土台作りのシーズンと位置付けていたが31試合を終えて勝ち点32の15位。J3降格圏の19位北九州との勝ち点差も「3」という状況になっている。1―3で敗れた25日の長崎戦後に辞任を申し出、双方合意の上で契約解除の流れとなった。

 渡邉監督はクラブを通じて「“J1で戦い続ける事ができるチームを作る”というレノファが掲げる明確なビジョンに惹かれ、この仕事を引き受けさせて頂きました。9カ月チャレンジをし続け、その先にある“2年でJ1昇格”を目指しここまで進んできましたが、その大きな目標から逆算した時、今の状況は到底満足できるものではありません。選手、チームを高みに導く事ができなかった責任を強く感じています」と陳謝した。

 昇格する名塚新監督は18年シーズンから山口で指導。「今自分に何ができるのかを考えた時に、監督のオファーを受けるという選択肢以外にはありませんでした。攻守において前向きで躍動感のあるプレーで、目の前の一試合に、選手、スタッフ一丸となり、熱く激しく戦っていきます」とコメントした。

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2021年9月29日のニュース