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天皇杯でジャイアントキリング!北海道十勝スカイアースがPK戦でJ2秋田を撃破

[ 2021年5月24日 05:30 ]

天皇杯第101回全日本サッカー選手権大会1回戦   北海道十勝スカイアース1-1(PK9-8)秋田 ( 2021年5月23日    ソユスタ )

価値ある先制弾を決めた縄(オンライン画面を撮影)
Photo By スポニチ

 北海道サッカーリーグ所属で天皇杯初出場の北海道十勝スカイアースが、J2秋田を倒すジャイアントキリングを果たした。1―1で突入したPK戦(9―8)の末、勝利した。

 J2初年度で22チーム中9位と健闘している相手と、果敢に戦った。前半36分にMF縄靖也が「フリーではなかったが振り抜いた」とゴール前でシュートを決めて先制。元コンサドーレ札幌GK曳地裕哉を中心に前半を無失点に抑えた。

 後半16分に失点したが、その後は猛攻に耐え、延長戦でも決着がつかずPK戦へ。先行の十勝は9人連続成功し、脳振とうを起こした曳地と交代で後半アディショナルタイムに入ったGK石川タデオが相手の9人目を止めて決着した。

 J1参入を目指している十勝は19年に元日本代表FWの城彰二氏がGMに就任。昨季はJFL昇格を懸けた全国地域リーグで初めて予選リーグを突破した。Jリーグ勢撃破という新たなクラブの歴史をつくり、6月9日の2回戦もJ2の磐田が相手。縄は「自分たちがどこまでできるか試したい」と話した。

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2021年5月24日のニュース