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川崎F・鬼木監督「38分の2ではない」 昨季初黒星の“因縁”名古屋との天王山2連戦へ必勝誓う

[ 2021年4月26日 15:30 ]

川崎Fの鬼木達監督
Photo By スポニチ

 リーグ連覇へ首位を走る川崎Fの鬼木達監督(47)が、2位・名古屋との直接対決へ並々ならぬ意気込みをのぞかせた。

 現在勝ち点3差の名古屋とは、29日に相手の本拠地である豊田スタジムで、さらに5月4日にホームの等々力で連続で対戦する予定。序盤の天王山へ、26日にオンライン対応した指揮官は「1試合ずつだと思います。先のことはまったく考えていない」とまずは1戦目に全力を注ぐ考えを示し、その上で「こだわるべきゲームだと思っています。38分の1、2ではなくて、順位がこれだけ近いところにいる。自分たちが成長する上でも、必ず倒さないといけない相手」と力を込めた。

 新布陣4―3―3を武器に、圧倒的な強さで2年ぶり3度目のリーグ制覇を飾った昨季。札幌、大分とともに黒星を喫した3チームの1つが、堅守を誇る今回の相手・名古屋だった。しかも舞台は今回の29日のゲームと同じ豊田スタジアム。チームはリーグ再開から破竹の勢いで10連勝を飾り、意気揚々と敵地に乗り込んだはずだったが、結果は0―1で敗戦。シーズン初黒星を喫しただけでなく、連勝をストップされた。

 その敗戦を期に、その後さらなる連勝記録を樹立。最終的に記録ずくめのリーグ優勝を果たした川崎Fだが、昨年のアウェーでの結果も踏まえ、指揮官は「アウェーの名古屋、難しいゲームになると思うが、そこに全力を注ぎたい」と気を引き締め直し、「こういうゲームは気持ちだと思っています。そこは大事にしたいし、サッカーでいうと、お互い先制点は大事にしたいのでないかなと思っています」と、試合のポイントを挙げた。

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2021年4月26日のニュース