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三笘、久保、堂安“新ビッグ3”初結成、U24代表発表 26&29日アルゼンチン戦

[ 2021年3月20日 05:30 ]

U―24日本代表に選出された川崎FのMF三笘薫
Photo By スポニチ

 日本サッカー協会は19日、親善試合アルゼンチン戦に臨む東京五輪世代のU―24日本代表23人を発表した。MF三笘薫(23=川崎F)らJリーグ勢に加え、MF久保建英(19=ヘタフェ)、MF堂安律(22=ビーレフェルト)ら欧州組7人もメンバー入り。今最も輝く三笘と久保&堂安の同時選出は初めてで、本番4カ月前に東京五輪版“新ビッグ3”の初融合に期待が高まる。

 東京五輪世代の“新ビッグ3”が、初めて一堂に会す。A代表常連の堂安も久保も、今回はU―24に入り、Jリーグで輝きを増す三笘と融合する。五輪世代が昨年末の国内合宿で採用した4―2―3―1の布陣なら、3人が2列目で並ぶ可能性もある。

 欧州組が多く集まる五輪世代の活動は、19年11月のコロンビア戦以来、1年4カ月ぶり。コロナ下で、欧州組が参戦して融合できる本番前の数少ないチャンスが実現した。相手は04、08年に五輪を連覇した強豪。堂安らはDF冨安のようにA代表の選択肢もあった中、横内監督は「強豪アルゼンチンと2試合やれるということで、森保監督と協議してこちらでプレーしてもらおうという判断になった」と説明した。

 堂安が五輪世代の活動に招集されたのは一度きり。久保も3回しかない。昨年のJデビュー以来、急激に評価を高めている三笘は、貴重な初融合を前に川崎Fを通じて「本戦に向けた生き残りを懸けて結果を出さないといけないので、凄く楽しみですし、しっかり結果にこだわって戦いたい」とコメントした。

 2列目は豊富なタレントがそろう最激戦区だが、日本が誇る“世代の顔”が同じピッチに初めて立つ期待感は高い。本大会まで残り4カ月のタイミングで、欧州組に加えてGKにオーバーエージ枠まで招集したアルゼンチンは申し分ない相手。“新ビッグ3”の融合で好内容となれば、メダルへの視界も、日本代表の明るい未来も、一気に開けることになる。

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