大逆転の神戸　三浦監督がMF中坂勇哉を称賛「どこかで使いたいと思っていた」

明治安田生命J1第6節第1日   神戸4－3札幌 （ 2021年3月20日    札幌ド ）

＜札幌・神戸＞後半41分、逆転ゴールを決め喜ぶ山口（左から）中坂、佐々木、山口（撮影・高橋茂夫）
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　神戸がアウェーで0―3から大逆転勝利を飾り、三浦淳寛監督がMF中坂勇哉（23）を称賛した。

　後半1分までに3点をリードされる苦しい展開。それでも、後半開始からピッチに入った中坂が何度もボールに絡み、同8分には元日本代表MF山口のゴールをアシスト。同12分には積極的なプレスで2点目を呼び込み、同点とした後の同41分には右サイドで起点を作り、これが山口の逆転ゴールにつながった。

　試合後、中坂のデキを問われた三浦監督は手放しで褒め称えた。

　「スタートから中坂勇哉はめちゃくちゃ良かったので、どこかで使いたいと思っていた。凄く良かったと思います」

　これが今季リーグ戦初出場。自ら得点を奪うことはなかったとはいえ、プロ6年目のアタッカーが敗色濃厚だった試合を一変させ、3試合ぶりの白星に貢献した。