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鳥栖 17歳・中野が超飛び級初選出「なめられないよう頑張りたい」

[ 2021年3月20日 05:30 ]

鳥栖DF中野伸哉
Photo By スポニチ

 日本サッカー協会は19日、親善試合アルゼンチン戦に臨む東京五輪世代のU―24日本代表23人を発表した。

 鳥栖のDF中野伸哉(17)がサプライズ選出された。昨年8月にクラブ新の16歳11カ月15日でJ1デビュー。17歳6カ月10日で先発した今季の湘南戦ではJ1開幕戦最年少記録を更新したまさに新星。複数ポジションこなせる特性も持ち、大抜てきの横内監督は「この代表に入ってこられるメンバーの一人だと選出した」と期待をかけた。

 本来なら24年パリ五輪世代。中野にとっては東京五輪が1年延期となったことも“吉”と出た。今季はリーグ戦全5試合に先発し、チームの開幕5試合連続無失点に貢献。2アシストを記録しており、指揮官も「アシストなど活躍は非常に目立つ」と高評価。「17歳はなめられたら終わり。なめられないように頑張りたい」と語る高校生が、さらなるサプライズを起こす。

 ◆中野 伸哉(なかの・しんや)2003年(平15)8月17日生まれ、佐賀市出身の17歳。小1から思斉館FCでサッカーを始め、中学から鳥栖の下部組織入り。U―18に所属しながら昨年トップチームに2種登録され、同8月1日のFC東京戦でクラブ新の16歳11カ月15日でJ1デビュー。今季も2種登録で17歳6カ月10日で先発した湘南戦では、J1開幕戦最年少記録を更新した。日本代表は13歳から各年代で選出され、19年U―17W杯は全4試合に出場。1メートル67、49キロ。利き足は左。4月から龍谷高3年生。

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2021年3月20日のニュース