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南野、サウサンプトン電撃移籍 出場激減リバプールから最終日に駆け込み

[ 2021年2月3日 05:30 ]

南野拓実(AP)
Photo By AP

 英プレミアリーグで現在11位のサウサンプトンは冬季移籍期間終了となる1日(日本時間2日)、昨季リーグ覇者で現在3位の強豪リバプールから日本代表FW南野拓実(26)を今季終了まで半年間の期限付きで獲得したと発表した。地元メディアによれば買い取りオプションはなしで、南野自身も出場機会を求めて決断。南野を熟知するラルフ・ハーゼンヒュットル監督(53)の期待は大きく、森保ジャパンのエースの巻き返しに期待がかかる。

 世界的強豪への加入から約1年、南野が電撃移籍した。英地元メディアによれば、本命獲得に失敗したサウサンプトンがターゲットを南野に切り替え、リバプールとの交渉を開始したのは移籍期限最終日の1日朝。南野がメディカルチェックを受けたのは同日夜という“駆け込み移籍”。買い取りオプションは付かず、半年間の期限付きとされている。

 リバプールには昨年1月、オーストリア1部ザルツブルクから移籍金725万ポンド(約10億円)で加入。だが、サラー、フィルミノ、マネの“最強3トップ”の壁は厚かった。昨年12月19日のクリスタルパレス戦でプレミアリーグ初ゴールを記録したものの、その後のリーグでのプレー時間は7分だけ。最近は出場機会が激減していた。

 サウサンプトンのハーゼンヒュットル監督は「彼は新たな攻撃のオプションを与えてくれる」と早くも期待を口にした。英メディア「ジ・アスレチック」によれば、指揮官は以前、ザルツブルクと同じレッドブル傘下のドイツ1部ライプチヒを指揮。その縁で「南野をよく理解している」と指摘し「攻撃陣に創造的なひらめきを加えてくれると期待している。かなり出場機会が得られるだろう」と予想した。

 新天地デビューは、早ければ6日のニューカッスル戦になる見通し。森保ジャパン最多12得点を記録している日本のエースは、かつてFW李忠成(35=現J2京都)、DF吉田麻也(32=現サンプドリア)もプレーしたチームで再出発する。

 ▽サッカー選手の市場価値 選手が契約期間中に他クラブへ移籍する場合に発生する移籍金(違約金)の目安。実績があり、年齢の若い選手ほど高い傾向がある。移籍専門サイトのトランスファーマーケットなどが独自に算出している。

 《リバプール・クロップ監督 南野へエール》リバプールのクロップ監督は2日、オンラインで記者会見し、南野について「さまざまな理由で十分にチャンスを与えられなかった。元々長期的に考えている選手なので、ウィンウィンになると期待している」と述べた。同監督はさらに「ここから17試合に出れば、サウサンプトンにとっても、我々にとってもいいこと。リズムと自信を取り戻し、サッカーを楽しんでほしい」とエールを送った。

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