福島ユナイテッド、「U―18」設立へ　竹鼻GM「県内サッカー底上げしたい」

J3福島・竹鼻快GM
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　J3福島ユナイテッドがユースチーム「福島ユナイテッドU―18」を設立する方針を固めたことが29日、分かった。それに伴い、U―12のジュニアは23年3月に活動を終了する。

　「3年後のJ2昇格」という目標を掲げ、育成組織を改革する。昇格のためにはJ2ライセンスを取得する必要があるが、U―18とU―15ジュニアユースのチーム保有が絶対条件。現在ユナイテッドはU―15とU―12しかなく、Jリーグで唯一U―18を持たないチームだった。竹鼻快GM（44）は「今年は節目の年なのでJ2を目指すことをはっきりしようとした」と説明。選手寮などの施設の確保など課題は多いが、2、3年後にユースを立ち上げることを目指す。

　経費の問題でU―12は消滅するものの、ユースの設立でジュニアユースからトップチームまで組織がつながり、福島で一貫した選手強化が可能になる。竹鼻GMは「県内のサッカーを底上げしたい。J2昇格だけでなく、ユース出身の選手が大学やトップで活躍できるようにしたい」と語った。