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浦和DF宇賀神がリカ流に手応え「リカさんのサッカーを飲み込むスピードは早いという自負があります!」

[ 2021年1月28日 19:16 ]

浦和・宇賀神友弥
Photo By スポニチ

 浦和の元日本代表DF宇賀神友弥(32)が沖縄キャンプ5日目となった28日、オンライン取材に応じた。この日も8対8、フォーメーション練習、セットプレーの確認などボールを使用したメニューが中心。リカルド・ロドリゲス新監督(46)による戦術の落とし込みが進む中、DFラインとしての「新発見」も打ち明けた。

 「今、後ろから作っていく練習を多めにやってますが、今までの監督でも一番“深さを取りなさい”と言われます。深さを取ることで相手をおびき出す、ポジションをとって自分の空間、時間を作りなさいという所は新しい発見ですね」。ビルドアップ時はCBやSBがGK脇の低い位置まで下がる。日々「深さ」を出すポジショニングを体に染みこませている。

 宇賀神にとって体も頭も使う攻撃的なパスサッカーはかつて浦和を指揮したペトロヴィッチ監督(現札幌)と重なる。「ミシャの時に近い練習が多い。懐かしく、楽しい感覚で練習できてます。(個別面談で)監督には周りの選手を動かして、最大限を引き出すのも自分の特徴というのは伝えましたし、リカさんのサッカーを飲み込むスピードは確実に早いという自負はあります」と話した。

 29日には新生レッズの初陣として沖縄SVとの練習試合(12時開始、一般非公開)が行われ、クラブ公式インスタグラムで一部ライブ配信されることも正式決定した。2月27日の開幕戦(対FC東京)まで約1カ月。宇賀神は「残りのキャリアはそんなに長くない方だと思うので、ちゃんとリーグ優勝して最後に浦和レッズに貢献できるよう、今まで以上に強い気持ちを持って戦いたいと思います」と話した。

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2021年1月28日のニュース