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清水が仕事始め 巻き返しへ山室社長「最大限補強することができた」

[ 2021年1月7日 05:30 ]

オンラインで社員やスタッフに向けあいさつをする山室社長(C)S―PULSE
Photo By 提供写真

 清水は6日、21年の仕事始めを迎えた。

 就任2年目の山室晋也社長(60)は引き続きコロナ禍で迎えるシーズンに向けてあいさつ。今季も観客動員数の制限による入場料収入の減少など苦戦必至となることが予想される中「一層の自助努力が必要となる。なんとかこの難局を乗り切り、皆が平安に暮らし、エスパルスにとって大きな飛躍の1年になるよう、ともに頑張っていきましょう」と社員らに呼びかけた。

 今季は昨季C大阪をACL出場圏へ導いたロティーナ監督が就任。日本代表GK権田など、これまでにユースからの昇格や期限付き移籍からの復帰を除く10人の新戦力が加わった。「限られた予算内で事前にしっかりと準備し、最大限やりくりして補強することができた」と振り返り「今季は絶対に負けられないシーズンということもあり、今までのチームの流れを大きく変えようとする我々の決意(の表れ)でもある」。昨季J1・16位からの巻き返しへ向けた強い思いがにじむ。

 「苦しいコロナ禍からよみがえった新生エスパルスを世に知らしめましょう。さらに伝統ある名門クラブとして、みんなと夢と感動を分かち合えるクラブになりましょう」。力強い年頭あいさつの結びとともに清水の復活元年が幕を開けた。

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2021年1月7日のニュース