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長崎 今季初の5連勝ならず 手倉森監督「気負い、空回りの展開にさせられた」

[ 2020年11月16日 05:30 ]

明治安田生命J2第34節   長崎0―1琉球 ( 2020年11月15日    トラスタ )

琉球に敗れ、肩を落とす長崎の選手
Photo By スポニチ

 試合終了の瞬間、なんとも言えない空気がスタジアムを包んだ。長崎は今季初の5連勝を狙った一戦で、試合前まで18位と下位に沈む琉球にまさかの敗戦。上位2チームと勝ち点差が広がった長崎・手倉森監督は「気負い、空回りの展開にさせられた。相手の攻撃に対応しているうちに(自分たちの)攻撃のクオリティーをそがれてしまった」と肩を落とした。

 前半から琉球の攻勢にあっていい形をつくれなかったのが全てだった。3試合連続ゴールを狙ったFWエジカル・ジュニオは前半28分に抑えの利いたシュートを放つも、相手の好セーブに阻まれた。

 後半には途中出場の沢田が仕掛け、ペナルティーエリアで相手選手に足を踏まれて倒れたが、笛は吹かれず。沢田は「PKかと思ったんですけど。自分の日頃の行いかな…」と渋い表情。「こっちのリズムにできなかった」と内容を悔しがった。下を向いてはいられない。残り8戦。2位とは勝ち点5差だ。指揮官は「今日の負けを糧にしないといけない」と話した。

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2020年11月16日のニュース