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奥川所属のザルツ、6人コロナで選手派遣中止 森保監督「試合中止も覚悟」

[ 2020年11月10日 05:30 ]

ザルツブルクMF奥川雅也
Photo By スポニチ

 新型コロナ禍のドタバタ劇から、オーストリア・グラーツでの日本代表合宿がスタートした。追加で初招集したMF奥川が所属するザルツブルクが9日、選手6人から陽性反応が出たため全ての代表派遣を取り消すと公式サイトで発表。日本協会広報は「チーム内でそれだけ(陽性者が)出ているということは、たとえ陰性だったとしても日本代表に加わるのは難しいと感じている」と明かした。

 ザルツブルクは8日までに代表招集された選手にPCR検査を実施し、複数の陽性者が判明。奥川は追加招集のためこの検査を受けておらず、改めて9日朝に全選手を対象にした検査を受けて結果待ちだという。

 欧州は感染再拡大が深刻化。日本代表は13日にパナマ、17日(日本時間18日)にメキシコと親善試合を予定しているが、森保監督は「世界情勢を考えると中止になることも考えられる。覚悟しなければいけない」と率直な思いを明かした。

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