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久保、来季も他クラブへ期限付き移籍か レアルの外国人枠が影響 スペイン紙報じる

[ 2020年7月21日 11:26 ]

スペイン1部マジョルカの久保建英(AP)
Photo By AP

 スペイン紙の「ムンドデポルティーボ」は20日、今季Rマドリードから1年間の期限付きでマジョルカでプレーした日本代表MF久保建英(19)について、来季も引き続き他クラブへ期限付き移籍する可能性が高いと報じた。

 19~20年シーズンが終了し、同紙は「シーズン終了とともにRマドリードが他クラブに貸し出し中の選手らとの交渉を開始」との見出しで、久保などの去就について予想。同紙は記事の中で「久保はジダンからとても評価されている。ただ外国人枠が空いていない。従って彼の近未来(来季)は、再び(他クラブへの)レンタルとなるだろう」と報じた。

 スペインでのEU圏外の外国人登録枠は3。レアル・マドリードの3枠は現在、FWビニシウス、DFミリトン、FWロドリゴのブラジル人3選手で占められている。ビニシウスは来年早々にもスペイン国籍を取得できる見通しとも伝えられているが、仮に久保がトップ昇格しても最低でも約半年は公式戦に出場できない時期があり、復帰は現実的でないと見られている。基本路線はやはり今季同様他クラブへの期限付き移籍か。

 マジョルカで大きな成長を遂げた久保の獲得を巡っては、フランスのパリSG、オランダのアヤックス、イタリアのACミラン、スコットランドのセルティックを始めとする各国ビッグクラブや、スペイン1部の複数クラブも興味を示しており、今後の動向に大きな注目が集まっている。

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2020年7月21日のニュース